タープの目的とテントとの違い
アウトドアに興味がない人にとって、タープとは何を指す言葉なのかわからない人も多いのではないでしょうか。
ざっくり言えば、テントの簡易版と捉えて問題ないでしょう。
基本的に床があり、人が寝泊まりできるように組み立てられるものがテント、日差しや雨を防ぐために張るものがタープと呼ばれています。
BBQ会場で日除けのために張っているものは、すべてタープと言えますが、中でも布一枚を複数のポールで支える形をタープと指すことが多いようです。
タープには、六角形のものや正方形のものなど、いくつか形があり多種多様な商品が販売されています。
ヘキサタープの活用法
六角形のタープはヘキサタープと呼ばれ、BBQでもよく見られる形です。
隣り合う二つの対角線はロープで設置し、残る一つの対角線はポールで高く張るのが一般的なタープといえます。
しかし、天候や使用用途によってアレンジをすることができる点もタープの醍醐味でしょう。
タープの用語として、紐を通す穴をグロメット、布をウイングと呼びます。
一つ目のアレンジ方法は、晴天で解放感のあるタープの張り方で、この張り方ではポールを4本使用します。
通常は対角線にある2つのグロメットにポールを差しますが、こちらのアレンジでは隣り合う4つのグロメットにポールを差すというのがポイントです。
そうすると、低いウイングは一辺だけになり、3か所から出入りしやすい開放感のある空間を作ることができます。
雨風が強いときは、通常の張り方で使用する2つのポールの長さを低くし、全体的に高さを下げると、吹き込みにくく倒れにくいタープになるのです。
プライベートな空間を演出したいときや、風の向きが一方向のときは、片方のウイングを地面すれすれまで下げても良いでしょう。
BBQ会場では既にタープが組まれていますので設営の手間はかかりません。
BBQの楽しさに気づき、BBQ会場ではない場所で一からBBQをやってみたい!と思った人は、是非タープの活用法を学んで実践してみてください。
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