BBQの鶏肉はもも肉?むね肉?
炭火と言えば焼き鳥!という人も多いのではないでしょうか。
炭火焼き鳥のお店が日本各地にあることからもその人気ぶりがうかがえます。
もちろんBBQでも鶏肉は大活躍。
しかし、鶏肉は部位をしっかりと選んで準備する必要があります。
普段の料理で多く使われるむね肉は、実は網焼きには向いていません。
水分が落ちて固くなり、ぱさぱさになってしまう可能性が高いためです。
価格も安くヘルシーで魅力的ではありますが、BBQで使用するときは網ではなく鉄板がおすすめです。
水分を逃さないような調理方法を用い、上手く焼ければほくほくとした食感にジューシーさが加わり、とてもおいしく出来上がります。
一方、最もBBQに向いているのがもも肉です。
柔らかくてジューシーで、炭火焼き鳥でもメインの部位でもあります。
また、鶏肉を選ぶ際に注目してほしいのは、皮。
炭火で焼くと余分な脂が落ちてパリッと香ばしく焼き上がり、BBQの醍醐味を味わうことができます。
手羽先もBBQに適した人気の部位ですが、大きさが揃わないため焼き加減が難しく、上級者向けの部位でしょう。
初心者は一旦蒸し焼きなどで火を通し、炭火で炙る程度に焦げ目をつける方が安全です。
鶏肉の下準備
まず、鶏もも肉は他の肉とは違い、叩いてはいけません。
牛肉や豚肉は叩くと繊維がほぐれて柔らかくなりますが、もも肉でそれをすると食感が落ちてしまいます。
また、鶏肉はしっかりと中まで火を通す必要がある肉なので、初心者は大ぶりなものは避けたほうが良いでしょう。
やはり炭火焼き鳥と同じように、小さく切って串に刺しておくことをおすすめします。
均一に切ってあることで火の通りも均一になり、焼きむらがなくなるだけでなく、食べやすさもあります。
大きめの串に野菜と一緒に刺しておけば、BBQらしくて参加者のテンションも上がるはずです。
鶏肉は串焼き以外にも調味料に漬け込むことで様々なレパートリーが楽しめますので、準備するときには何種類か用意しておくともっと盛り上がることでしょう。