BBQでおいしく食べられる順番
BBQでは、焼きあがるまで時間のかかるものから順に焼くと、効率が良いといわれています。
これは焼き方としては間違ってはいませんが、初めに焼けにくいものを全部焼いてしまうことはお勧めしません。
BBQの最終目標は焼くことではなく食べることです。
おいしく食べられるような順番を考えて焼いていったほうが、最後まで飽きずにおいしくべられることでしょう。
そのポイントは、あっさりしたものから徐々に濃厚な味付けのものにしていくこと。
例えば、肉だけでなく魚介類も焼く予定なら、最初に魚介類を焼きます。
味付けに関しても、塩味から始まり、たれ系、ソース系、バーベキューソース系といったように徐々に濃いものにしていくと尚良いでしょう。
濃い味のものを先に食べてしまうと、あっさりした食材が物足りなくなってしまいます。
BBQの焼き方のコツ
肉にはそれぞれ焼き方があります。
厚みの違いや筋の多さ、脂身の多さなど、それぞれの肉に適した焼き方をするのが最も大切なコツです。
薄いカルビと分厚いTボーンステーキが、同じように焼けないことを考えれば、何となくわかるでしょう。
筋の多いものは、筋に切れ目を入れてから焼くのがポイントです。
また、BBQでは肉を頻繁にひっくり返すことはせずに、しばらくそのままにしておき、ひっくり返すのは1度にしましょう。
バーベキューフォークを用いる場合、焼いている肉に突き刺す行為は避けてください。
肉を返すときや、焼き加減を見るときに突き刺したくなる気持ちはわからなくはありませんが、肉汁を出してしまい、うまみが逃げてしまいます。
BBQで焼く人は自然と決まってくるものですが、実は最初に1人か2人に決めておいたほうが生焼けや焼きすぎといったことがなくなるため、安定しておいしく食べることができます。
また、日本のバーベキューは小さな食材も多いため、アメリカンスタイルの大きな網目のものは適していません。
細かい網目の網を用いたほうが、網目の隙間から食材が落ちてしまうことがないためおすすめです。