野菜はBBQの名わき役
BBQの主役はもちろんお肉ですが、野菜の存在も忘れてはいけません。
家庭のガスコンロで焼かれたり煮られたり蒸されたりされている野菜も、炭火のパワーを借りればいつも以上に素材の味を感じる逸品になります。
焼くのは炭火なので、いつもと同じような準備では早く火が通りすぎて黒焦げになってしまうことも考えられます。
そのため、野菜は下準備がとても大切なのです。
炭火で焼く野菜は火の通りを考えて、そのまま焼くべきか切って焼くべきか、切るのであればどのくらいに切るのかを野菜別に考えないといけません。
また、現地で野菜を使う料理を作ることが決まっている場合、用途に合わせてまとめておいた方がスムーズです。
例えば、焼きそばなどを作る際はあらかじめ焼きそば用の野菜をまとめてジップロックに入れておくと良いでしょう。
アツアツのお肉や野菜を食べるBBQにおいて、漬物やあっさりした生野菜も準備しておくと好評です。
焼き方別・準備の仕方
火の通りにくい野菜には、BBQの人気ナンバーワンの呼び声高いトウモロコシがあります。
また、ニンジンやかぼちゃ、玉ねぎなど、BBQの定番食材も焼くのに時間がかかるので注意が必要です。
火の通りが悪い野菜は、事前に茹でるかレンジで加熱して準備しておき、炭火で焦げ目をつける感覚で焼くとおいしく食べることができます。
また、玉ねぎは焼くとバラバラになってしまいがちなので、つまようじや竹串でバラバラにならないように刺しておくと良いでしょう。
ジャガイモも火の通りが悪い食材の一つですが、丸ごとアルミホイルに包んで現地でアルミホイルごと炭に入れ、焼き芋にするのもおすすめです。
火が通りやすい野菜は基本的に洗って食べやすい大きさに切っておくだけでOKです。
キャベツやきのこ、長ネギはよく使用されます。
ただ、あまり細かく切りすぎると目を離したすきに真っ黒になってしまう可能性もあるので多少豪快に切ったほうがBBQらしくて良いかもしれません。
シイタケやピーマンなどは、丸ごと焼いてしまってもいいくらいです。
野菜は種類によって調理方法が異なるので、現地で困らないように準備しておきましょう。