スタッフの日常②

「スタッフの日常」の続き第2弾です。

前回は、朝早く集合してお客様の下へ出向くまででしたね。

遠方のお客様にデリバリーする場合は、午前7時台に出発しますが、ご近所さんだと朝9時ごろ出発です。次々と運転手がお客様の下へ出向くと、社内は朝7時の喧騒さと打って変わり、静けさを取り戻します。残った人間は、まず社内を掃き掃除します。

続いて、前日のデリバリー器材の洗浄を始めます。クーラーボックス、食材を入れている保冷バッグ、グリルの順で手洗いしていきます。次のお客様に気持ちよく使っていただくために、懇切丁寧に洗っていきます。当たり前ですけど、ホースで水かけて終わりじゃないんですよ。1つ1つに水をかけ湿り気をつけ、次に洗剤(洗う器材によって洗剤も使い分けてます)で、金タワシ・タワシ・スポンジ・歯ブラシ(細かい汚れを落とすために)などを駆使してゴシゴシ洗っていきます。グリルは炭の残りがついてないかの点検も怠りません。4月のこの季節、春とはいえまだ水は冷たく、中々つらい作業でもあります。

デッキチェアも洗います。前日が雨模様のときは、チェア、タープテントの幌などを残っている人間総動員で洗います。チェアは、赤・緑・グレイ・黄・ピンク・紫・黒色と彩豊かなので、数百洗って会社の駐車スペースに天日干しすると鮮やかで、爽快な景色が広がります。チェアのカバー、テーブルクロスなども手洗いして、洗濯機で脱水をかけ干します。グリルの脚、焼けた炭などがこびり付いたロストルなどもゴシゴシします。

ここまでの作業で午前中が終わります。ひと段落するまで作業は続けます。

近場のデリバリーに行った運転手もこの頃、会社に戻ってきます。

そして、ようやくお昼ご飯の時間。会社の近所には「西友」「新鮮市場」などのスーパーマーケットがあるので、各々好きな食べ物を買ってのランチタイムです。一食では足りないのか、お弁当にカップラーメンという強者も多いです。

午後は、洗いの続きです。折り畳みのテーブル、ロングテーブルを水拭きしていきます。

テーブルの脚に土や泥がついている場合が多いので、足から丁寧に拭いていきます。テーブルの表面は、水アカや頑固な汚れがすっきり落ちる「メラニンスポンジ」(ゲキ落ちクンといったほうが分かりやすいですか)などを使っています。

チェアやタープテントの点検する別部隊がいれば、トング、包丁、タッパー、まな板などの食材にかかわる器材を洗い、最後に熱湯消毒をする担当もいます。また、紙皿・お箸、カップの人数別セット作りや、不燃・可燃ゴミ袋をきちん畳んだり、ブルーシートをきれいに拭いたり、包丁にカバーをつけたり、やることは山ほどたくさんあります。

キッチンでは、食材の加工やお肉のつけだれ作りのスタッフがいます。バーベキューパークのお肉のつけだれは丸1日かけて大鍋にじっくり煮込んで作っています。「おいしい!」と、評判いいんですよ。ビールに良く合います。ぜひ食べてみてください。

バーベキューパークの大きな特長は、お客様にリピーターが多いという点です。

我々スタッフにとって、お客様の「頼んでよかった」「今年、バーベキューパークに頼むの○回目だよ」と言われるのが何よりの励ましの言葉です。

これからもよろしくお願いいたします。